第10回は、クラニオセイクラル セラピーについて学びました。
内容的に大変難しく、午前中の講義と午後からの実技でしたがなかなか治らない慢性腰痛やむち打ち、眼精疲労、顎関節症、神経痛、不眠、消化不良、偏頭痛、肩こり、腰痛、関節炎、慢性疲労、ホルモンアンバランス、ぜんそく、自律神経失調症、便秘、生理痛、冷え症に有効とされています。
第11回は、補講を入れると12回目ですが、内容は前回の頭蓋「クライオセラピー」の実技に特化したものでした。
少人数制のため、補講も含めて、ひとりひとりできるまで実技の練習をしてもらいました。
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一番大切なのは、脳脊髄液の循環のリズムを正確にキャッチしているかと言うこと
頭蓋に軽く触れ、頭蓋の膨張と収縮の状態を感じているか講師の西村先生が感じているタイミングと一致しているかを確認します。
頭で考えるのではなく、ただただ感じる練習です。
午前中は、ほぼこれだけを徹底的におこないました。
午後からは、全員一致しているのを確認し、施術全体の流れに沿って更に細かな実技を学び、パートナー同士でお互いに実習です。
頭蓋施術の前に、被検者の症状を確認し、筋骨格系や内臓の調整等、今まで学んできたカイロプラクティックの手技を使って検査し、施術します。
通常の施術が終わっても、なかなか症状が改善しない方や、最初から自律神経の症状を伴う方等に頭蓋施術が有効だからです。
最近では、筋肉の過緊張(運動神経)が自立神経を刺激している場合があることが新たに解ってきたそうです。
実習の方は、胸郭出口、横隔膜、恥骨付近の膈膜を緩めることから始めます。
次に各頭蓋骨の評価を行いながら、次の手技を丁寧に行っていきます。
側頭骨を外方にひろげるプルイヤー。耳を引っ張ります。
側頭骨と後頭骨の縫合を広げます。
側頭骨を下からリフトアップし小脳テントを広げます。
頭頂骨を上方に持ち上げ大脳テントをリフトアップします。
前頭骨を前方にリフトアップします。
後頭骨と蝶形骨を開閉方向にそれぞれ引っ張ります。
鼻骨と前頭骨の縫合を広げます。
場合によっては、上顎骨の捻れを調整します。
これ等は基本で、頭蓋骨の状態を見ながら必要な手技を行います。
そして、最後に脳脊髄液の循環を促進する手技を数セット行って終了します。
このように、緻密で繊細な手順とタッチが必要な頭蓋施術ですが、私の場合は左肩から背中の奥の方になかなか取れない痛みと違和感、そして、左指先の軽い痺れが、すっかり取れてしまいました。
頭のスッキリ感と同時に顔の配置が整っているとの観察結果だそうで、目や頬骨の高さやコメカミの位置が均等になった(o⌒∇⌒o)と言われました
今後、当整体院でも熟練したら新たなメニューに加えていく予定です
ところで私の顔、歪んでたんですかねー?