毎月開催予定となっているカイロプラクティックセミナーは、第1日曜日(今月は2日)が初級、第3日曜日(今月は16日)は上級となっています。
2つのセミナーについてまとめてご報告いたします。
初級(2回目)は、問診の手順と検査の概要を学んだ後、骨盤の治療カテゴリーⅠ骨盤障害についてとその関連で胸郭出口症候群とその検査法を午前中に勉強しました。
午後からはその実技です。
参加者同士お互いに問診を行い、カテゴリーⅠの鑑別は、姿勢分析から始まり第1肋骨頭のチェックから斜角筋、胸郭出口、横隔膜、大腰筋などを確認していきます。
その他にクレストサイン、ダラーサインの有無を確認します。
次にTL(セラピーローカリゼーション)の実技では、仙腸関節に手を置いてもらい、ハムストリングス筋をインジケーターに使います。
手を置いた時と置かないとき、あるいは手を重ねて置いたときを比較しインジケーター筋が弱化するかどうかを調べます。
仙腸関節に捻転障害があればこの検査で確認が出来ますが、慣れない内は他の人と異なる結果が出やすい為、検査でエラーが出ていなかったか等もチェックします。
初級では、基礎的な事をしっかり学び、基本的な実技をしっかり行えるようになることを目指しています。
上級は、いよいよ内臓の治療に入ります。
今日のメインは「ポラリティー・セラピー」について講習と実技を行いました。
「ポラリティー・セラピー」はОリングテストを使い、人体電気(エネルギー)的対流を強制的に引き起こし、短時間で症状の改善を誘発させる療法です。
今日は胸椎1から6迄、順番に関連している臓器(冠動脈、心筋、肺、胆嚢、胃、膵臓)の講義と実技を行いました。
「ポラリティー・セラピー」は、東洋、西洋の伝統医学や自然療法の統合から生まれたホリスティック療法です。
実際に、時間もかからず呼吸循環器系の臓器をやってもらうとかなり効果を感じられ、呼吸しやすくなったり全身の血流が良くなったのかからだ全体が軽くなった感覚になりました。