ちょっと気になるのは、「消化器系の不調」を訴える方が増えていることです。

腰痛や首肩のこり・痛みで来院される方に、「下痢か便秘をしていませんか?」と質問すると、「えー!何で分かったんですか?」という方が多くいらっしゃいます。

慣れない自粛生活、終わってからも生活がどんなふうに変わるのか?しかもどこまで続くのか分からないという不安!

心配の種が尽きません。

心に溜まったストレスが自律神経のコントロール性を奪います。寝つきが悪くなったり、夜中に何度も起きたりしていませんか?

自律神経とは交感神経と副交感神経のことです。

日中は活動しやすいように、交感神経が活発に働き、夕方以降では摂った栄養がしっかりチャージできるよう副交感神経が活発に働いて健康を支えています。

ストレスフルな生活でそれぞれの神経の切り替えが難しくなり、それが何日か続いていくと様々な症状を引き起こしていきます。

筋肉は過緊張となり、何にでもすぐに反応しますが夜も興奮が醒めないためやがて疲れて反射の反応が遅くなり緩慢な動作になったり、筋出力が低下するため、良い姿勢を長い時間保てなくなります。

内臓は副交感優位の時に良く働きますが、交感神経が優位になっていると消化器をはじめ血液が内臓に十分配分されなくなるため、消化不良、下痢、便秘などの症状が慢性的に繰り返されます。

その結果、栄養が体内に十分入ってこないで痩せていったり、逆に身体に不要な物質が出にくくなると浮腫んだり、太ったりする原因になります。

また、一例をあげると膵臓の働きが低下すると膵液の分泌が足りなくなり、胃酸の中和が不十分となり下痢しやすくなります。

最近では、このような内臓の施術は微弱な整体電流を利用した「ポラリティ・セラピー」を行っています。

各臓器のどの部分が機能低下しているかをカイロテクニック(oリングテスト)で見つけ、亜門穴と各臓器の決まった反射点を用いて2分~4分間施術します。

直接お腹を揉んだりせずに、じっと寝ているだけですのでどなたにでも施術することが出来ます。